Iさんセッション1体験談

Iさんセッション1

私は慢性の腰痛があり、カイロ、オステオパシー、鍼灸、気功、三軸修正法などいろいろな整体を受けてきたが、50代も半ばになり、いろいろな要因が重なり、身体に自信がなくなってしまった。

何か負担の少ない身体の使い方のヒントがつかめるかもしれない、と思ったことが、ロルフィングを受ける動機のひとつだった。

 

他の整体は、一方的に施術を受けるだけだったが、施術をうける側(私)が、施術者の吉澤さん(施術者という言葉が適当か、わかりませんが)と協働で足や手を動かすワークだった。これは初めての経験だった。

 

最初に施術台に横たわった。吉澤さんが立ち位置を決めるため、左右に歩いたとき、足の表皮がピリピリする感じがあった。勝手に放電しているような感覚だった。

何か場の力に反応したのかもしれないが、あの足の放電は、なんだったのだろう。

 

施術は、太腿の側面・太腿の裏・脇の下・二の腕・胸・肋骨の裏・仙骨・尾骨・肩甲骨の際・手のひらなど、様々な部位、意外な部位に及んだ。皮膚の上を滑らすような、つきたての餅を押し伸ばすようなゆっくりとしたストローク。

自分は右の上腕と左脚の股関節が悪く、結構痛みを伴う部位もあったが、圧力はその都度調整してもらった。

 

最初に施術台のベッドに横たわった時は、ベッドの上に身体が乗っている感じだったが、後半はベッドの中に身体が埋まっている感じになった。

身体の外側がバターのようにじわっと溶け、皮膚とベッドとの境が曖昧になった感じである。しかし単にだらんと緩むというのではない、固体が徐々に液体(流動体)に変化する時のように、溶けた身体の重みを受け止め、外側と融合するような心地よさがあった。

ジェルが詰まった袋のように自分の身体を感じていた。

 

一通り終わったあと、室内を前後に歩くワークがあった。歩行する時、左右バラバラに2本のレールの上を歩くのではなく、身体の内側に軸が寄り、幅20センチくらいの1本のラインの上を移動する感覚があった。

また見えない吊りズボンを履いたように、胸と腰のブロックが細い糸でつながり、胴体の前後の揺れ・側面のブレも少なくなった気がした。

 

施術を終え、駅まで歩く時、胸郭があがり身長が少し高くなった感じがした。背骨の感覚がはっきりしてきて、後ろから背中を軽く押されながら、身体が前に進む感覚があった。また首が右に向けやすくなり、視界も広がったようだ。道すがら神楽坂の夏の夕闇が大きく広がっていることを感じた。

 

1回目のセッションは、身体の中を様々な風景が通り過ぎた。溶けてゆく身体・軸・はっきりした背骨・胴体を結ぶ糸…。

余分な動きや力み省かれていくことを予感した。

 

翌朝起きたら、足裏がペタと床につき、左右均等に体重がのっている感じがあった。

2つの体重計を用意し、片足ずつのったら、たぶん、左右半々の重さになっているはずだと思った。(実際に2つの体重計に乗ったわけではありません)

 

セッションを受ける目的の一つが、趣味で20年やっている社交ダンスが上手くなることだったが、むしろダンスで練習してきた動き(例えば、右半身と左半身を割って絞りながら前進する、胸と骨盤を水平方向にずらす運動等)が、リセットされるのを感じた。

必要以上に、ずらす、絞るという動き、必要以上に頭で考えた動きをしない方がよいように感じた。

 

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