S・Iとは

米国の生化学者アイダ・P・ロルフ博士によって開発された、科学的に実証されているボディセラピーであるストラクチュラルインテグレーション、Structural(構造) Integration(統合)を略したものです。

S.I.では”筋膜”という全身に張り巡らされている結合組織に焦点を当て、順序立てた方法でワークします。それによって、身体は構造的に最善のポジションに戻ることができるのです。

身体には本来、良くなろうとする力があります。

良い姿勢は疲れにくく、呼吸も楽になるので全身が柔軟に調和され、パフォーマンスUPが期待できます。

10回のセッション

S.I.は10回のセッションで成り立っています。1回1時間程度のセッションを、だいたい1週間~2週間に1回程度のペースで進めていきます。

10回で構成されていること、次のセッションまでに少し時間を置くこと、各セッションの順序にも、それぞれ深い意味があります。それぞれのセッションは次のセッションへの準備でもあります。

S・Iの目的

S.I.は治療、医療行為ではありません。結果として不調が改善することはよくありますが、痛みやコリなど、問題の部分だけを治そうという意図で働きかけることはありません。身体の一部分だけを変えても、重力の下で生活すると、すぐに元のバランスに戻ってしまいます。

S.I.は身体全体の調和を目指します。しかもクライアントさん自身の潜在意識下の身体の知性による選択による変化なので(つまり他人に変えられたのではなく自分の身体がそうなろうと決めて自分で変わったことなので)S.I.の変化は元に戻りにくいのです。プラクティショナーはクライアントさんの身体が今まで気づいていなかった選択肢もあることをおしらせ、または提案するという形で変化のきっかけをつくるお手伝いをし、生命体としての身体の選択を尊重し見守ります。

S.I. による身体の変化について

体の構造が変化したとき、それが本来あるべき良い状態であっても、それまでの神経、感覚(拘縮しているのが普通の状態だった感覚)からすると、変化した直後は特に違和感を感じることがあります。例えばそれまで猫背だった人がまっすぐになった場合、その人の感覚では自分が反り返っているように感じます。鏡を見ていただくと、あれ???反り返ってない!というようなことが、よくあります。

身体は新しいバランスでしばらく重力下で生活をすることによって安定、さらに変化します。よりよい変化のためには、身体の感覚に意識を向ける静かな時間を(何も持たずに身体の感覚に意識を向けてただ歩くなど)持つことが助けになります。